HOME > めまいが起こりやすい人の精神性は3タイプに分類できる!〈解説編〉
こんにちは!【仙台の整体】グッドライフカイロプラクティックの菅野です。
めまいになりやすい人は、心理学的側面からみた場合に大きく分けて、3つに分類できます。
めまいでお困りの方、是非参考にしてみてください。
今回のめまいは、椎骨脳底動脈循環不全や脳卒中などの明らかな器質的問題が無いことを前提とした内容になります。
ですので、病院での検査で異常場見つからない方が、主な対象になります。
それでは、めまいを起こしやすくする精神性を3つご紹介していきます。
「感覚の鈍化、我慢しすぎタイプ」「怒りの抑圧タイプ」「正義感が強いタイプ」
3つのタイプの複合の人もいます。
この3タイプの中で、当院に過去にご来院された方の比率はこのようになります。
・感覚の鈍化、我慢しすぎタイプ50%
・怒りの抑圧タイプ30%
・正義感が強いタイプ20%
当院にご来院された方で最も多いのは、我慢しすぎタイプでした。
次に、それぞれのタイプについて解説していきます。
苦しいときは、自分の気持ちに蓋をして感覚を鈍感にさせる、という心理テクニックを長年使ってきた方に多くみられます。
幼少時代に長期間にわたり辛い思いをした方は、この心理テクニックを無意識に使う傾向が高いです。
このテクニックを無意識に普段から使っていると、本人が気づかぬ内に自分の気持ちや感覚がどんどん鈍くなっていきます。
感覚が鈍感になっていると苦痛を感じにくくさせますが、喜びや楽しさなどのポジティブな気持ちも同様に感じにくくさせてしまいます。
ポジティブな気持ちが感じられないため、心身共に活力が低下してしまいます。
もちろん、脳機能も低下してしまいます。
平衡感覚の中枢部である三半規管や小脳もうまく働かなくなってしまうため、めまいが起こります。
相手や自分が置かれている状況に対して怒りが沸き上がってきて、怒りをため込んでしまう癖があり、上手に怒りをコントロールすることが苦手なタイプの人です。
沸き起こった怒りの感情は、何らかの形で開放しなければなりません。
怒りが生じるということは、人間として当たり前のことなので悪いことではありません。
沸き起こった怒りを出し切ってしまえば問題ないのですが、出し切ることが出来なかった場合、出せなかった分の怒りは心(潜在意識)の中に残ってしまいます。
心(潜在意識)に怒りの感情がたくさん蓄積されてしまうと、脳は常に怒りを感じている状態になってしまいます。
このような状態では、脳の働きが休まることがなく、過度な活動となってしまいます。
脳の過度な活動が続くと、疲労が起こります。
そうなると、脳機能が低下してしまい、三半規管や小脳機能も低下してしまいます。
その結果、めまいが起こります。
パソコンでいうとハードディスクが怒りのデータでいっぱいになって、処理速度が低下する状態です。
脳の機能がフリーズしてしまう前に、早めの対策が必要です。
まじめで“悪”を許さない。仕事では失敗することも許さない。
そして、与えられた仕事は完璧に遂行したい意識が強い過ぎるという特徴があります。
「まじめ」「正義」「失敗しない」「完璧に」どれも良いことですし、大切なことだと思います。
ですが、これらの意識が強すぎると、自分をその鋳型に強くはめなくてはならなくなります。鋳型に当てはまらない自分は“悪”となってしまうため、なんとしても鋳型にはめなくてはならないという強い意識が作られます。
そうすると・・・例えば、失敗した自分はダメな奴だ!と強くバッシングすることになります。
これは自己の否定です。自分が自分を攻撃しているようなものなので、活力が低下してしまい、脳の機能が低下してしまいます。
その結果、めまいになります。
以上で、めまいの3タイプの紹介はおしまいです。
精神が脳機能に与える影響は、絶大です。
ですので、バランスの良い精神性を身に着けることが健康にとても重要と言えます。
めまいの症状があるのに病院の検査で異常がみつからない方や、お医者さんから「ストレスが原因かもしれない」と言われた方は、精神性のバランスが乱れが、めまいの原因になっている可能性が高いです。
では、そのような方やどうやってめまいを改善させればよいのでしょうか?
次回は、めまいのタイプ別の対処法をご紹介していきます!