HOME > めまいの原因となる精神性の改善方法
こんにちは!【仙台の整体】グッドライフカイロプラクティックの菅野です。
前回のブログで、めまいの原因となる精神性の解説をしました。
今回は、原因別の対処法を紹介していきます。
自分が何を感じているのか、その感覚の精度を上げなくてはなりません。
おすすめは、感情日記を毎日書くことです。
日記に書く内容ですが、いつ、どのような出来事があり、その出来事で自分は何を感じたのかを書きます。
できれば、具体的に書ければよいのですが、
何でもいいから書く、一行だけでもいいから書く。
まずは、書く習慣を身につけましょう。
毎日書き続けて、3週間もすると、だいぶ自分の心の動きが手に取るように分かると思います。
自分の心の動きは、自分でわかっているようでいて、実は全然分かっていなかったことに気が付くはずです。
この気づきが得られただけで、めまいが治る方も多いです。
今まで気づけなかった自分の気持ちに気づけたということは、 “自分が今まで受け止めずにいた自分の気持ちを、受け止めることが出来た”ということです。
この意識状態なると瞬時に脳機能が整い、一瞬でめまいが無くなるケースが多いです。
自分で、自分の気持ちに蓋をして、感覚を鈍化させている人は、世の中に沢山います。
めまいが起こっているということは「自分で作った蓋に気づいてほしい」という身体からのサインかもしれません。
2段階のステップで対処していきます。
まずは、湧きおこった怒りを、しっかりと“怒りがある”と本人が認めることが必要です。
このとき、どのような怒りなのかを出来る限り、具体的に把握することが大切です。
私は、だれに対して、どのように怒っているのか、相手に本当はどうしてほしかったのかを頭の中でリアリティをもってイメージします。
これが、自分の怒りとまっすぐに向き合い、怒りの正体を明らかにするという行動療法になります。
ここでいう行動療法とは、「怒りと真剣に向き合うことをしない」という行動パターンを「怒りと真剣に向き合う」という行動パターンにチェンジしていくという内容です。
怒りの抑圧タイプの人は、この行動パターンが苦手なのではないでしょうか?
怒りと正面から向き合うことは、とてつもなく苦痛です。けっして楽ではありません。
楽ではありませんが、自分を心底大事にするためには、まずは怒りの正体を明らかしなくてはなりません。
“怒りがある”と認めることが出来たら、次に「怒りを表現する」を行います。
怒りを感じた相手に対して怒りを直接ぶつけることが理想ではありますが、現実的に難しいと思います。
特に職場での怒りになると、怒りをぶつけることは社会の性質上極めて困難なことです。
怒りを表現するというのは、例えばノートに自分の気持ちを書きなぐったり、バッティングセンターで思いっきりバットを振ったり、家に帰って枕を投げたり、という表現でもOKです。
このように身体を使うことも、表現になります。
ノートに怒りの気持ちを表現すると、怒りを表現して受け止めてもらえたと脳が錯覚を起こします。
脳は、現実と空想の区別がつかないという性質があるので、ノートに書いて表現するという行為は、怒りの発散に効果的です。
怒りを出し切れば、怒りを感じなくなるので、そのような心理状態になるまで書き続けて下さい。
また、バットを振ったり、枕を投げたりという行為についてですが、この行為は、怒りを感じた時に物に当たりたくなる衝動が起こる人には、特におすすめです。
怒りを感じると、筋肉に対しての神経伝達が強くなります。
筋肉を使うことで、怒りのエネルギーを発散させようとする自然な生理反応です。
ですので、筋肉を大いに使いましょう。なるべく大振りの動きだと、怒りエネルギーの開放に有効です。
話は変わりますが、「怒りを感じること」「怒りを表現する」ことは、悪いことだと思っている方も少なくないと思います。
「怒り」はけっして悪いものではありません。
どうして、悪いものではないのか・・・
怒りについての解説もいつかブログにアップしますので、少々お待ちいただければ、と思います。
あなたが「悪」と思うものはなんでようか?
思いつくままに書き出して、リストアップしてください。
待ち合わせの時間に遅刻すること、仕事でミスをすること、相手の期待に応えられないこと、人に迷惑をかけること、優秀でないこと・・・etc。
そのリストアップした項目が「本当に悪いことなのかな?」と疑問符をつける習慣をつけください。
本当に悪いことなのかな?と考えても構いません。考えて答えを出さなくても構いません。考えなくても構いません。
とにかく、大切なことは、疑問符をつける習慣をつけることです。
今まで正しいと思っていたことが本当に正しいことなのか、疑問を持つ意識を養っていただきたいです。
これを行うことで、強すぎる正義感の価値観が次第に緩んでいきます。
考え方の幅が広がります。
正義じゃなくても良いかも~、という心の余裕が生まれます。
正義感を感じるときは、意識が緊張します。脳神経も緊張します。
偏り過ぎた意識が緩むと、過剰な脳の働きもリラックスしやすくなるため、脳の機能が回復します。
また、失敗を恐れずに、活き活きとチャレンジしていく人はめまいになりにくいと言えます。
失敗が悪だと思っている人は、このマインドを習得することをおすすめします。
そこには、脳に機能低下ではなく、脳の活性化が起こっています。
心身共にエネルギーに満ち溢れています。
自然治癒力も高い状態なので、心身共に健康で丈夫になります。
色々書かせて頂きましたが、上記の内容を読んで、取り組めそうなものはありましたでしょうか?
どの話にも共通していることは、「症状は自分で作っている」ということです。
自分が変われば、症状が消えます。
治療にお金もかかりませんし、副作用もなく、とっても安全です。