HOME > 日本と海外のカイロプラクティック教育について
日本国内においてカイロプラクティックは、法律による制限がないため学校設立が自由、セミナー開催も自由、誰がカイロプラクティックを行っても一切構わない…という状況となっております。(自称カイロプラクターは、国内に約3万人いますが、明確な有資格者のカイロプラクターは、2015年時点で約800人しかおりません。)
しかし、海外では、カイロプラクティックに対する法律がきちんと定められている国がたくさんあります。
アメリカやイギリス、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、スイスなどの国では、カイロプラクティックに対する法律があり、カイロプラクティック学科のある大学を卒業後にカイロプラクティックの資格試験に合格し、カイロプラクティック業務を行うためのライセンスを得なければその地域または国で働くことができません。
カイロプラクティック学科を有する大学は、世界保健機関(WHO)発行の「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」に記載されている教育基準を十分に満たしたカイロプラクティック教育機関なのです。
グッドライフカイロプラクティック院長は、オーストラリアの大学でカイロプラクティックの学士号を取得したのち、日本でカイロプラクティック業務を行っております。
もし、わたくしがアメリカやイギリスでカイロプラクティックをやりたいと思った場合、その地域のカイロプラクティック試験に合格すれば現地で働くことができます。(カイロプラクティックの仕事であれば、ビザもとりやすいそうです)
しかし、もしわたくしが日本国内のカイロプラクティックの専門学校のみを卒業していたとなると、海外で働くには現地の試験を受ける資格すらないということになります。
日本は経済的な先進国ですが、カイロプラクティックではまだまだ発展の余地がありそうです。