HOME > 疲労性の筋肉痛
筋肉が動く為に必要な成分があります。それは、“ブドウ糖”です。筋肉が収縮すると、筋肉のエネルギー源であるブドウ糖が細胞内で消費されます。筋肉が収縮する時にブドウ糖が使われるのです。その後、ブドウ糖は乳酸など老廃物となり細胞に蓄積されます。そこへ動脈から新たにブドウ糖が運び込まれ、静脈へ乳酸が運び出されます。筋肉内では、絶え間なくこの一連の流れが繰り返されています。 筋肉を過度に使うと、上記の正常な働きが出来なくなります。ブドウ糖の供給が間に合わなくなり、同時に乳酸が溜まっていきます。乳酸以外にも、P物質、カリウムイオン、ブラジキニンなどの発痛物質も溜まってしまいます。これらの物質は、筋肉の神経を刺激し痛みを引き起こします。また、それに伴い筋肉がパンパンに張ってしまいます。この現象は、例えば、肩こりや長時間ヒールを履いた後のふくらはぎの張り、筋肉トレーニングの後などによく現れます。
筋肉が力を発揮する時のメカニズムとは
筋肉痛のメカニズムとは
肩こりや腰痛も、筋肉の酷使による筋肉痛である場合が多いです。当院に来院される肩こり、腰痛の患者さんの筋肉に触れると、パンパンに張っていて、筋肉がリラックス出来ていない状態になっている人がほとんどです。このような方たちはよく、「お風呂に入ると症状が楽になります」と仰います。温めると血管が広がるため、老廃物が筋肉から運び出されて、回復するのです。肩こりや腰痛でオススメのエクササイズは、お風呂で身体を温めた後、軽めの筋肉のストレッチをしたり、肩関節や股関節の柔軟をすることです。筋肉が柔らかくなって凝りや痛みもスッキリすると思いますので、是非お試し下さい。
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