HOME > 自分の足に合った靴を選ぶ③ ―靴の具体的な構造―
靴の下部は、主に外部環境(地面)から足を守る役割があります
靴の構造 ―靴の上部―
≪ヒールカウンター≫
ヒールカウンターは、踵(かかと)の動きをサポートしています。歩くときは、踵の動きのコントロールも大切になります。ヒールカウンターの素材は、プラスティックや繊維板です。
この踵部は、更にFoxing(踵部位)、外側の安定性、革や合成素材で作られているフットフレームで強化されています。
≪フットフレーム≫
前方と後方の外側の安定性を高めます。
後方は、足を包み込んで安定性を強化する素材を使用し、前方は耐久性を強化する素材を使っています。
靴の構造 ―靴の下部―
≪中敷き≫
中敷き板型:靴の中の外側に縫い目があります。とても硬いです。上部が取り付けられているセルロースの繊維板で、安定性が抜群です。
スリップ型:中敷きがなく、中央に縫い目があります。柔軟性がとても高いのが特徴です。
コンビネーション型:踵を安定させて、前方の柔軟性が高いです。後方に、中敷き板で前方のスリップ部分をスティッチで縫い合わせてあります。
≪ミッドソール≫
ミッドソールは、靴の上部と本底の間にある構造です。衝撃吸収の大部分を担っており、ランニングシューズの場合は、快適に走るための最も重要な部分になります。ウェッジ部分が理想的なヒールの高さ、足の振る動作、つま先のスプリングを生みます。
ミッドソールが硬いシューズは、足が硬い人に合わないので、足が硬い人は、ミッドソールが柔らかい靴を選ぶと良いです。
真ん中のミッドソールが硬い靴は、足の中足部分の過剰な捻転(※ねんてん)を防ぐ事が出来ます。
踵のミッドソールが硬い靴は、踵の安定性が高いです。
※捻転:ねじれて向きが変わる事。
≪本底≫
地面と靴の接地部分です。靴の安定性や柔軟性、快適性と衝撃吸収に影響を与えます。
≪滑り止め≫
スポーツ選手にとって滑り止めは、パフォーマンスの向上、怪我の防止にとても重要です。
自分の足に合った靴を選ぶ①
自分の足に合った靴を選ぶ②