あなたは日常生活をどのような姿勢で過ごしていますか?
長時間座ってお仕事をしていると、一日の後半になるにつれて
肩や腰に痛みを感じることはありませんか?
現代ですと国民の8割は肩こり腰痛を抱えていると言われています。
しかし何故肩こり腰痛になったか、はっきりした原因が分からない方も多いのではないでしょうか?
当院に通院いただいている患者様にも特に原因が分からないという方もいらっしゃいます。
特に原因が分からない場合は骨盤の歪みが原因である場合もあります。
骨盤がゆがんでしまう原因としては座っている時に足を組む、荷物を片方だけの肩にかける、頬杖をつくなど普段の姿勢が原因で起こります。
骨盤は体の土台であり骨盤が歪んでしまうと背骨や脚の骨の位置のズレが生じます。
そうすると体の右と左で筋肉のバランスが悪くなり片方だけの筋肉の負担が増えていきます。
筋肉のバランスが悪くなるということは、筋肉が上手く活動できなくなることにも繋がります。
筋肉はポンプのように伸び縮みすることで全身に血液を循環しますが、筋肉のバランスが悪くなるとこの働きが上手く出来なくなります。
血液の流れが悪くなると筋肉のなかで古い血液と新しい血液の交換が出来なくなり、筋肉に古い血液が留まってしまいます。
そうすることで筋肉に老廃物が溜まっていき、筋肉が硬くなります。
結果、肩こりや腰痛を感じるようになります。
骨盤が歪んでしまうと反り腰や猫背になりますが原因としては筋肉量が関係しています。
骨盤の歪みがあると偏った筋肉した使わなくなるので体全体の筋肉量は低下してしまいます。
筋肉量が低下している状態で姿勢を正しくしようとしても長時間維持することが難しくなってしまいます。
では、良い姿勢を維持していくためにはどうしたらいいのか?
★自身の日々の生活習慣を振り返ってもらうことです。
例えば、普段「猫背」という事を耳にすることは多いですが、知らず知らずに
猫背の姿勢をとっている動きを下記に上げていきたいと思います。
あなたが日々とっている姿勢があれば少しずつ改善していくように
心掛けていきましょう!!
モニターを覗き込むように見ている
どうしても頬杖をついていながら見ていると
人の頭の重さが重たいこともありそれ自体を支えようとすると
バランスを崩してしまいます。
頬杖をしながら頭の重みを支えていようとも前のめりになっているため
猫背の姿勢が作られてしまいます。
座っているときは頭、肩、股関節までが真っすぐになるように意識してみましょう。
高いヒールでお出かけをする
かかとの高い靴をはくことで身体が前のめりな姿勢になることが多いと猫背になりやすいです。
オシャレな服装にははずせないアイテムの一つではありますが、歩いていくうちに、背中が疲れてくるため腰にご負担がかかってくることがあります。
高いヒールやかかとの高い靴で長い時間歩かれる際には特に気をつけてもらえたらと思います。
椅子やソファーで身体が丸くなる
オフィスでの椅子やソファに座る際はついつい背中が丸くなりがちです。
特に長い時間座っていることで疲れてきてしまうので、できる限り30分に1回は
立ち歩く癖をつけてもらいお尻や太もも裏のストレッチができるいいです。
スマホを見ている時
集中して見ていると背中が丸くなる姿勢になりがちです。
姿勢が丸くならないようにまっすぐな姿勢を意識して頂くことより
スマホを持っている腕を反対の手で支えてあげられると
スマホを覗き込むことが抑えられるため背中が丸くなりにくいです。
下を見るのではなく、顎を引き、良い姿勢を保てるようにしていきましょう。
整骨院でよく聞かせて頂くお話しを今回まとめてみました。
猫背から引き起こされる腰痛は多いですが、今回のお話しがあなたの
腰痛の改善に繋がるヒントになれば幸いです。
ここまで読んで下さってありがとうございました!