■ いつも疲れている…それ、年齢や気のせいじゃないかもしれません
「しっかり寝たのに疲れが抜けない」
「常に体が重だるく、集中力も続かない」
「病院では“異常なし”だけど、とにかくしんどい」
そんなふうに、原因がはっきりしない疲労感が続いていませんか?
もしその疲れが、何週間・何ヶ月と続いているなら、「慢性疲労」の状態に陥っているかもしれません。
そしてその慢性疲労は、体のバランスや神経伝達の乱れからくる“サイン”であることも少なくありません。
整体では、筋肉のこわばりや姿勢のゆがみといった「目に見える問題」だけでなく、神経や自律神経の乱れを整えることで、慢性的な疲労感に対する根本的なアプローチが可能です。
■ 慢性疲労は「自律神経の乱れ」と深い関係がある
慢性疲労の背景には、多くの場合「自律神経の乱れ」があります。
自律神経とは、呼吸・血流・内臓の働き・ホルモン分泌などを無意識に調整している神経で、活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経の2つで成り立っています。
本来、活動と休息がバランスよく切り替わることで、健康な状態が保たれています。
しかし、ストレスや不規則な生活、姿勢の崩れ、慢性的な筋緊張などが続くと、この切り替えがうまくいかなくなり、回復力が著しく低下。
その結果、「寝ても取れない疲れ」や「やる気が出ない」「だるさが続く」といった症状が現れやすくなります。
■ 慢性疲労の根本には「神経伝達の不調」も
整体の視点で見ると、慢性疲労は「筋肉の硬さ」や「骨格のゆがみ」だけでは説明できないことが多くあります。
それは、脳と体をつなぐ神経の伝達がうまくいっていないという背景です。
例えば、背骨周りや首、骨盤まわりの関節が硬くなると、そこを通る神経の流れが圧迫・緊張され、自律神経の働きもスムーズにいかなくなります。
神経伝達がうまくいかないと、体は「常に緊張モード」となり、寝てもリラックスできず、疲労が抜けない状態になってしまうのです。
■ 整体でできる「疲れがとれる体づくり」とは
当院では、慢性疲労の根本的な改善を目指し、以下のようなアプローチを行っています。
① 体のゆがみと神経の流れを整える
姿勢や骨格のバランスを整えることで、神経の圧迫を解除し、自然治癒力が働きやすい状態に導きます。
背骨や骨盤の調整は、自律神経の働きにも大きな影響を与える重要なポイントです。
② 呼吸と血流の改善
慢性疲労の方は、無意識に呼吸が浅くなっていることが多く、酸素不足による倦怠感や集中力低下が起こりがちです。
肋骨や横隔膜、胸椎の調整を通して「深く吸える体」をつくることで、疲れにくい体質に変えていきます。
③ 筋肉の緊張をリリースし、副交感神経を優位に
緊張して硬くなってしまった筋肉をやさしくゆるめ、副交感神経(リラックス)を働かせる状態へ導きます。
施術中に眠ってしまう方が多いのは、体が「今、休んでもいい」と感じている証拠です。
■ こんな方に整体はおすすめです
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寝ても疲れが取れない
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だるさ・重さが常にある
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病院では異常なしと言われたが、明らかにおかしい
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体も心も元気が出ない
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ストレスを抱えやすく、常に緊張している気がする
これらの症状に当てはまる場合、整体で「体の回復スイッチ」を入れ直すことが、解決への大きな一歩となります。
■ 慢性疲労は、“がんばりすぎた体”からのサインです
現代人は、知らず知らずのうちに無理をしています。
仕事・家事・スマホ・人間関係…頭も体も、常に緊張状態。
そんな中で慢性疲労が起こるのは、ごく自然な反応とも言えます。
整体で体の緊張をほどき、神経の流れを整え、自分の力で「疲れを回復できる体」に変えていきましょう。
しっかり回復できる体は、日々の生活にエネルギーと余裕を取り戻してくれます。